PE2 雷公太鼓釣図

 

NEW

大津絵

紙本肉筆着彩 塗軸 時代三段筋表装 桐合わせ箱 

江戸時代後期

画:710mm×240mm 軸:1485mm×333mm(軸先含まず)

 

¥160,000

 

Ootsue  

AD18C〜19C

 

大津絵とは、江戸時代の初め頃に滋賀県の大津で発生した絵画で、土産物や護符として旅人に売られていました。初めは信仰のための仏画でしたが、次第に世俗画となり、幕末の文化文政期には「大津絵十種」と言われる画題が定着して、風刺的、寓意的なものから護符としての役割を持っていました。その画題は、藤娘、鬼の念仏、鷹匠、弁慶、大黒、座頭、瓢箪鯰などですが、この絵はその中でも「雷公」と呼ばれる図で、雷神がすさまじい音を出す太鼓を落として、それを釣り上げようとしている絵です。手慣れた筆で勢いよく描かれた雷神は表情豊かで生き生きとしています。また、紙を真ん中で継いでいるのは江戸期の制作であることを証明しています。当時は雷除けの護符としても使われていました。明治になって一時は忘れ去られた存在でしたが、民藝運動の柳宗悦が見出したことで評価が高まることになりました。

E2大津絵鬼-2.jpg
E2大津絵鬼-3.jpg
E2大津絵鬼-4.jpg
E2大津絵鬼-5.jpg
E2大津絵鬼-6.JPG
E2大津絵鬼-1.JPG