top of page

PA26 骨董図

 

 

NEW

富岡鉄斎

紙本彩色 牙軸 生ぶ二段丸表装 共箱たとう 

画:1201mm×332mm 表装1888mm×469mm (軸先含まず)

¥420,000

 

Tessai Tomioka

1836〜1924

 

最後の文人画家と謳われた富岡鉄斎には、風景画や人物画だけではなく、様々な画題の作品があります。これは、文人趣味と言われていた骨董蒐集を主題にしたもので、中国の殷周銅器が描かれています。明治の終わり頃から大正時代は、骨董趣味の最高峰は、中国青銅器の蒐集でした、現在、青銅器の名品を収蔵している、泉屋博古館は住友吉左衛門、根津美術館は根津嘉一郎が当時、蒐集したコレクションです。描かれた、方鼎、斝や罍の形は正確ではありませんが、出土した古代の什器の雰囲気が見事に描かれています。鉄斎の書も絵と同様、個性豊かで、この軸は絵画と書が楽しめる作品です。箱書きと讃に、大正九年(1920)とありますので、これは没する4年前の制作であることがわかります。

骨董が描かれた富岡鉄斎掛軸, Tessai Tomioka
骨董が描かれた富岡鉄斎掛軸, Tessai Tomioka
骨董が描かれた富岡鉄斎掛軸, Tessai Tomioka
骨董が描かれた富岡鉄斎掛軸, Tessai Tomioka
骨董が描かれた富岡鉄斎掛軸, Tessai Tomioka
骨董が描かれた富岡鉄斎掛軸, Tessai Tomioka
骨董が描かれた富岡鉄斎掛軸, Tessai Tomioka
骨董が描かれた富岡鉄斎掛軸, Tessai Tomioka
骨董が描かれた富岡鉄斎掛軸, Tessai Tomioka
bottom of page