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JT505 四方松皮菱透鐔

 

NEW

無銘:尾張

鉄地丸形 角耳 桃山時代

84.4mm×83.3mm×耳5.4mm(切羽台5.2mm)

上製桐箱入落込済

「尾張」として保存刀装具鑑定書付

¥340,000

 

Owari. Design of Matsukawabishi.

Momoyama period. 16C

NBTHK Hozon Tosogu Certificate as “Owari”

 

​尾張透という名称は古くにはなく、近世になってから、秋山久作翁が透鐔を整理分類した折に名付けられました。実際に尾張で作られたかどうかはわかりませんが、焼き手の手法や鉄骨が、尾張出身の山吉兵衛、法安や貞廣に似ているためにその前身と考えられました。室町時代の尾張透の特徴は、鉄地丸形で中低、角耳小肉で、主に左右シンメトリの大胆な透かしで鉄骨の入った槌目仕立てです。この鐔はそういった尾張の伝統を伝えていますが、綺麗に整った槌目と仕立て、さらに三階菱紋が流行した桃山の気風を感じさせます。黒く輝く鉄色、おおらかで広がりを感じさせる透かしは好ましく、大きいことも魅力的です。

桃山時代 尾張鐔 松皮菱透鐔 刀装具
桃山時代 尾張鐔 松皮菱透鐔 刀装具
桃山時代 尾張鐔 松皮菱透鐔 刀装具
桃山時代 尾張鐔 松皮菱透鐔 刀装具
桃山時代 尾張鐔 松皮菱透鐔 刀装具
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