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JT1201 星巴透花唐草図鐔
NEW
無銘:鎌倉
鉄地丸形鋤下彫 丸耳 室町初期
79.6mm×79.1mm×耳2.5mm(切羽台2.6mm)
上製桐箱入落込済
「無銘鎌倉」として保存刀装具鑑定書付
¥170,000
Kamakura. Design of Tomoe, star, flower and arabesque.
Early Muromachi period
NBTHK Hozon Tosogu Certificate as “Mumei Kamakura”.
鎌倉鐔は、鎌倉時代の制作という意味ではなく、鎌倉彫の調法と外見が似ていることから、明治頃にこのような名称が付きました。発生は刀匠鐔を土台として彫刻を加えたものと思われます。ほとんどのデザインが五重塔や山水などで京都の風景を思わせ、発生は京都あたりからではないかと想像できます。これは、丸形で、左右に古刀匠鐔のように巴と星を透かし、平地には、花と唐草を鋤下げ彫で表現しています。表裏の図が同じであるのも鎌倉鐔には良く見られるところです。小柄櫃は縦長で古く、その周りに小縁をとっているので当初からのものであることがわかります。得難い時代の雰囲気があり、鉄味と保存状態も良く、古鐔蒐集の楽しみを満喫できる好ましい鐔です。





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