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JT1163 夕顔図小柄
銘:竹露舎一拳(花押)
四分一磨地高彫色絵 江戸時代末期
97.1mm×14.6mm×厚さ4.3mm
上製桐箱入落込済
特別保存刀装具鑑定書付
¥430,000
Sugioka Iken. Design of Yugao, bottle gourd.
Late Edo period.
NBTHK Tokubetsu Hozon Tosogu Certificate
杉岡一拳は、天保13年(1832)の生まれで、名工後藤一乗の晩年の門人であり、明治37年(1904)に生存していたことが知られています。この小柄は金四分と呼ばれる高級な四分一を用い、表面には細かな地荒らしを施し、高彫で夕顔とその実を表現しています。実の下側には緋色銅を象嵌し、金象嵌の下草の周り、葉には金砂子象嵌で飾っています。裏側には甲鋤鏨で二匹の蜻蛉を彫っています。また、小口と戸尻は金の板を貼って豪華な仕上がりにしています。法眼銘時代の一乗の作品と変わりがないほどの出来栄えで、一拳の最高傑作の一点です。
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