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JT10 蓮月焼煎茶碗 5客
江戸後期 19C
84mm前後×36mm前後
時代杉箱入 木札風呂敷付
¥120,000
Five sets of tea cups. Rengatsu ware.
Late Edo period (19C)
太田垣蓮月は京都の三本木に生まれ、知恩院家来の太田垣家の養女となりました。書や作陶は33歳に夫古肥と死別して尼となり、知恩院境内の真葛庵に住んで蓮月と名乗ってからです。蓮月の焼物は、当時、京都の伝統的な陶法の栗田焼と磁器的な清水焼の両方があり、両方の窯に出入りしていたと思われます。これは陶器であり栗田系の錦光山窯で焼かれたものと思われる煎茶用の茗碗です。器形も整い、釘彫りで書かれた蓮月の書が調和して独特の雰囲気を持っていて美しい。
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