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CK7 呉須獅子動物図大鉢
NEW
明末 17C
125mm×311mm
上製杉箱入 木札風呂敷付
¥380,000
Blue porcelain big bawl with lion and animal, Swatow ware
Late Ming dynasty (17th century)
明王朝が衰退し、清王朝が安定するまでの混乱の時期には、江南の各地で自由な発想の焼き物が生まれ、日本、ヨーロッパやイスラム諸国に輸出されました。このような焼物は古くから呉須手と呼ばれていますが、産地がわかりませんでした。しかし、1990年代に福建省漳州で古窯跡が発見され、陶片が確認されました。グレーや赤っぽい素地に白土をかけて焼成し、上絵として呉須と呼ばれるコバルトを使って様々な文様を描いています。この皿は見込みに獅子、周りには馬などを描き、外周には、鳥、栗鼠、兎、松、藤や蓮などさまざま文様を描いています。素早い筆致で、しかも自由に描かれたデザインには勢いがあり、大変、魅力的な仕上がりになっています。日本からの注文と思われ、上がりや保存状態も良く、味わいのある魅力的な大鉢です。
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