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CK41 祥瑞花鳥文花弁形盤

明末 17C

38mm×212mm

上製桐箱入 木札風呂敷付 

 

¥220,000 

 

Blue and white porcelain square dish with flowers and birds,

Jingdezhen ware

Ming dynasty (17th century)

 

 

明王朝が衰退し、清王朝が安定するまでの、天啓・崇禎時期の景徳鎮には官窯がなくなり、自由な発想の焼き物が生まれました。その中でも日本からの注文によって輸出されたものを「古染付」と呼び、特に上手で、幾何学文様などを細かく描いた精緻なものを「祥瑞」と呼んでいます。この皿は、種々の文様を組み合わせた祥瑞の典型的なものではなく、中心には風景の中の花鳥、周囲は日本からの注文らしく、青海波と菊花、椿や牡丹の花が描かれています。余白の多い古染付とは違った構図で、花弁形に造っていることなど手間をかけた仕事は、やはり「祥瑞」と呼ぶのがふさわしい盤です。遠近感のある素晴らしい絵付と最高の上がりは、たいへん魅力的な作品です。

祥瑞花鳥文花弁形盤, 明末, Jingdezhen ware
祥瑞花鳥文花弁形盤, 明末, Jingdezhen ware
祥瑞花鳥文花弁形盤, 明末, Jingdezhen ware
祥瑞花鳥文花弁形盤, 明末, Jingdezhen ware
祥瑞花鳥文花弁形盤, 明末, Jingdezhen ware
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