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CK18古染付鶴仙人大鉢
明末 17C
高さ98mm×径223mm
上製桐箱入 木札風呂敷付
¥320,000
Blue and white porcelain big cup with crane and hermit,
Jingdezhen ware
Ming dynasty (17th century)
明王朝が衰退し、清王朝が安定するまでの時期は景徳鎮には官窯がなくなり、自由な発想の焼き物が生まれました。その中でも日本からの注文によって輸出されたものを特に「古染付」と呼んでいます。この頃日本では茶の湯の盛行で、やや歪みのある器が好まれました。この大きな鉢は景徳鎮の伝統的な薄手の造りで、口辺には虫喰が見られます。見込みの中心には鶴仙人、口辺には波に浮かぶ梅花、外側には高士と百寿、その口辺には亀甲に梅花がスピード感ある筆致で描かれ、コバルトの色も焼き上がりも最高です。高台内側に二重線が見られることから、天啓の早い時期の高級品であると考えられます。







