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C266 吉州窯龍文碗
NEW
南宋 13C
61mm×115mm
上製桐箱入御物袋付 木札風呂敷付
¥380,000
Black glaze bowl with dragon, Jizhou ware
Southern Song dynasty(13th century)
吉州窯は、江南の江西省吉安市永和鎮に築かれた民窯で、唐時代から様々な器物が焼成され、南宋時代に最盛期を迎えました。特に、日本にも伝わった鼈甲を思わせる玳皮盞(たいひさん)と呼ばれる藁灰釉が掛けられた茶碗が有名です。この茶碗はまさに吉州窯を代表する器形に、藁灰釉で動きのある龍が描かれています。型紙を使って描かれた龍は黒色と釉薬の斑点があるもので変化と動きがあり、好ましいものです。高台部は発掘品特有のカセが見られますが、器の釉薬の部分にはカセはそれほどなく、保存状態は極めて良好と言えます。













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