top of page
C256 河南天目銹花文碗
北宋 11C
54mm×137mm
上製杉箱入 木札風呂敷付
ご売約済
Black bowl with brown line, Cizhou ware
Northern Song dynasty (10〜12th century)
河南天目と呼ばれている黒釉に鉄彩を施した碗です。河南天目は日本だけの名称で、中国北方の広い地域に点在する磁州窯と呼ばれる民窯で焼かれました。1957年から行われた磁県の観台窯、冶子窯と東艾窯址の発掘調査では、類似する焼物の陶片もたくさん出土しました。このように、口辺が外側に反った優美な形で高台の小さな碗は北宋時代の特徴的なものです。黒色と錆色のバランスが素晴らしく躍動感があり、見飽きない釉調です。銹花の部分の艶がないのは、長年、土中に埋もれていた証です。









bottom of page