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C015 耀州窯青磁唐草双鳥文小盤
NEW
北宋 11C
105mm×21mm
上製杉箱入 木札風呂敷付
¥320,000
Celadon small dish with arabesque and a pair of birds, Yaozhou ware
Northern Song dynasty(11th century)
耀州窯は北方青磁を代表する名窯で、陝西省西安の北およそ100kmの耀県塔坡一帯に分布しています。北宋時代はこのあたりは耀州と呼ばれていましたのでこの名称が付けられました。現在、現地では発掘された古窯址と併設された博物館を見学することができます。ここでは唐の時代から焼き物が作られてきましたが、最も有名な青磁は北宋時代に生まれました。この小盤はその中でも印花と呼ばれるもので、内側に文様が彫られた雄型に押し付けて作られたものです。輪花形で、文様は唐草と水鳥をあしらっていて唐の時代色が残る優雅なデザインです。やや斑のある深いオリーブグリーンの釉薬は艶があり魅力的で、褐色味を帯びてやや砂の付いた高台の調子は素晴らしく、小品ながらも愛玩に足る名作です。
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