著者からのひとこと:
肥後金工について、25年に及ぶ研究の成果を、一つの区切りとしてまとめました。
作品があること、明治の「肥後金工録」以来、まとまった研究がなされていないこと。
それと、肥後物で鑑定の難しいものや中途半端なものへの逃げ所にされているため、実像があいまいになっていることなどです。
新資料の発見などをもとに、初代と二代の区別もつけてみました。
西垣 WORKS OF KANSHIRO NISHIGAKI
SKU: b-nishigaki
¥20,000価格
刀装具愛好家におくる書:
肥後金工西垣勘四郎とその作品を研究したものです。
伊藤 満 著
A4判、クロス上製本、化粧函入り、
268ページ、本文白黒、図版オールカラー
限定500部
写真図版
初代勘四郎:鐔64点、縁頭44点、鐺12点
二代勘四郎:鐔55点、縁頭38点、鐺9点、目貫・小柄等22点
三代勘四郎 :鐔17点、縁頭12点、鐺3点
四代勘四郎 :鐔1点 勘平:鐔4点 熊谷義之、義次:鐔等4点
合計285点
◆カラー図版はすべてオリジナルで、著名カメラマンによる4×5サイズの大型カメラによるもの。
◆印刷は日本写真印刷のスタッカート製版を採用。ルーペで見ても印刷のアミ点が見えず、実物そのものを 鑑賞しているような仕上がりです。
◆用紙は、カラー印刷に最も適した、最高級の王子製紙のニューサテンキンフジを使いました。
◆ 鐔はすべて表裏を掲出し、縁は表裏と天上金を、頭は正面と横を、小柄目貫は表裏を、それぞれ原寸で掲出し、手持ちの品物と比較しやすく、配慮しました。