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JT1 信楽壺
室町中期 15世紀
340mm×390mm
上製桐箱入 木札風呂敷付
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Shigaragi ware. Jar with small neck
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Mid Muromachi period (15C)
滋賀県甲賀郡信楽町一帯で中世に焼かれた陶器を「信楽」と呼んでいます。最も珍重されるものは室町時代のもので、中でも赤く発色した素地に自然釉のかかった作品が珍重されます。この壺は、丸く張った胴にストレートに立ち上がった口が丸く返っています。赤く明るく発色した素地に灰が厚くかかり、その中から白い「ビスケット肌」が現れています。また、胴のあたりには自然釉が溶けて流れた「ビードロ」にも灰は降り積もり淡い緑色が見られます。大きさも良く、どの方向からも鑑賞に耐える名作で重厚な雰囲気を醸し出しています。
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