JT993 花桐図鐔

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無銘:二代西垣勘四郎永久

真鍮地木瓜形 丸耳 江戸時代中期

77.2mm×66.6mm×耳7.6mm(切羽台5.7mm)

上製桐箱入落込済

「無銘勘四郎」として保存刀装具鑑定書付

¥400,000

 

Nagahisa Nishigaki the second. Design of paulownia and flower.

Middle Edo period

NBTHK Hozon paper as “Mumei Kanshiro”. 

 

西垣二代勘四郎は、寛永十六年(1639)に生まれ享保二年(1717)に没していて、活躍期は元禄時代が中心です。14歳のときに藩命で後藤顕乗の弟子となり、11年間の修行を終えて24歳で皆伝を得て肥後に帰っています。後藤家で学んだこともあり、作風は高尚で緻密なものが多いのですが、有名な田毎の月図鐔のように、初代のような自由で奔放な作風のものも制作しています。この鐔は青味がかった魅力的な色合いの真鍮地を用いて、角に猪目を透かし、高めの打返し耳にした左右対称の木瓜形に造っています。平地には彫込平象嵌で表に2つ、裏に1つの花桐を柔らかく伸びやかに表現しています。厚手の耳には消込象嵌でエレガントな唐草を施して味わい深いものにしています。両櫃の洲浜形も正しく、後藤家で修行した格調高い感覚と優れた技術がうかがえます。二代勘四郎と鑑定できる鐔は希少であり、また肥後の色金鐔も珍しく貴重です。

二代西垣勘四郎永久, Nagahisa Nishigaki Kanshiro Tsuba
二代西垣勘四郎永久, Nagahisa Nishigaki Kanshiro Tsuba
二代西垣勘四郎永久, Nagahisa Nishigaki Kanshiro Tsuba
二代西垣勘四郎永久, Nagahisa Nishigaki Kanshiro Tsuba
二代西垣勘四郎永久, Nagahisa Nishigaki Kanshiro Tsuba