JT924 菊桐図鐔

 

無銘:四代志水甚吾

鉄地長丸形金銀布目象嵌 丸耳 江戸時代中期

75.9mm×71.2mm×耳3.3mm(切羽台4.8mm)

上製桐箱入落込済

「志水甚吾」として保存刀装具鑑定書付

¥150,000

 

Shimuzu 4thJingo. 

Design of chrysanthemum and paulownia.

Middle Edo period

NBTHK hozon paper as "Shimizu Jingo". 

志水四代甚吾は延享三年(1746)生まれで文政六年(1823)に没していて、江戸時代中期から後期にかけて八代に住んだ鐔工でした。志水家は鐔工としては五代まで続き、各代が名工として名を残しています。この鐔は、志水の伝統を受け継ぎながらも、整った長丸形で櫃穴の形も正しく、やや小ぶりであることから四代の作品であると思われます。平地と耳は微妙な肉置きで、表には布目象嵌を用い、金で桐の花を、銀で葉を表現し、裏は銀で菊花を表しています。耳には網代模様を丁寧に布目で銀象嵌しています。四代の在銘は稀有ですが、このような手法と雰囲気の作品で、「三代目甚吾作」と小さく銘を切った鐔が残されています。ちなみに大きく太い銘は五代の代作代銘です。この「三代目」というのは「甚五」の三代目という意味で、初代は「甚五」とは名乗らなかったため、志水としては四代です。いずれにしても丁寧で穏やかなこの鐔は清々しい印象を与えてくれます。

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