JT911 引両桐透鐔

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無銘:初代西垣勘四郎

鉄地長丸形 丸耳 江戸時代初期

81.9mm×79.7mm×耳5.0mm(切羽台5.2mm)

上製桐箱入落込済

「勘四郎」として保存刀装具鑑定書付

¥420,000

 

Kanshiro Nishigaki the first. Design of Hikiryo and paulownia.

Early Edo period.

NBTHK Hozon paper as “Kanshiro”

西垣勘四郎は平田彦三の門人で、細川三斎に随行して肥後八代に住みましたが、三斎没後は熊本に移り細川家の抱え工として活躍しました。慶長十八年(1613)生まれで林又七とは同じ年です。作風は林家のように謹直ではなく自由度があり、高士の風格を備えています。この鐔は、歪みのある個性的な長丸形の中に、細川家の紋章である引両と桐紋を透かし、丸耳に仕上げています。勘四郎の得意とする図で、桐の葉脈は細かく自由な鏨で初代の特徴が表れています。平地と耳にも穏やかな変化を付け、鉄は輝くような艶があり、さらに有機的で動きのある作風は初代勘四郎のただならぬ実力を物語っています。大きさもあり、初代勘四郎の得難い作品です。

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