JT904 茗荷雁金双葉透鐔

NEW

無銘:尾張

鉄地丸形 角耳小肉 江戸時代初期

82.4mm×81.0mm×耳5.0mm(切羽台4.2mm)

上製桐箱入落込済

「京透」として保存刀装具鑑定書付

売却済

 

Owari. Design of Japanese gingers, wild gooses and young leaves. 

Early Edo period

NBTHK Hozon paper as “Kyo”

これは、茗荷、雁金と双葉を繊細な感覚で透かした鐔です。磨き地の仕立てですが、耳には線状の鉄骨が見られ、桃山から江戸時代初期にかけての作品であると思われます。背景部分を透かした「地透鐔」と呼ばれるカテゴリーで江戸時代以前のものには、「京透」、「古正阿弥」、「尾張」、「金山」があります。発生当初の室町時代前期は、それぞれ個性豊かで独自の図取りや鉄の処理をしていましたが、桃山時代になると影響を受け合って平均化していきました。この鐔は透かしの線がやや細いことから、刀剣保存協会の鑑定では「京透」となっています。しかし、左右対称の図取りや角耳のような丸耳小肉であること、やや中低なことから、江戸時代初期の尾張透かしであると思われます。大ぶりで保存状態も良く、優雅で高尚な透かしと輝くような艶のある鉄色は、大変魅力的です。

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