JT431 時雨に水玉図鐔

無銘:三代西垣勘四郎

素銅地木瓜形真鍮象嵌銀赤銅張混覆輪 角耳小肉 江戸中期

76.3mm×71.3mm×耳5.2mm(切羽台4.9mm)

上製桐箱入落込済

「西垣」(伊藤満著)の259図として所載

 

¥240,000

Kanshiro Nishigaki the 3rd. Design of rain and polka dots.

Middle Edo period

Published as No. 259 in "WORKS OF NISHIGAKI" by Mitsuru Ito. 

 

三代西垣勘四郎は延宝八年(1680)生まれで、宝暦十一年(1761)に81歳で没しています。長命ですが制作時期が享保の改革と重なり、質素倹約を重んじた時代のせいか残された作品はやや少なめです。この鐔は、緩やかなお多福木瓜に近い形で、平地には均等に抑揚のない鑢を天地方向に突いています。水玉の周りは真鍮で、そこにも同じ鑢があり、微妙に切羽台が高くなる肉置きです。耳は赤銅と銀を繋いで作り、そこにも鑢をかけています。左右の櫃穴の特徴から三代勘四郎の作品であることがわかります。このような作風は平田彦三からの伝統と思われますが、シンプルな中にも三代の個性が見られる秀逸な鐔です。

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