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JT1348 葦に蛇籠透鐔
NEW
無銘:二代赤坂忠正
鉄地丸形 丸耳 江戸初期
77.8mm×76.1mm×耳5.4mm(切羽台5.8mm)
上製桐箱入落込済
「無銘赤坂」として特別保存刀装具鑑定書付
¥280,000
Akasaka Tadamasa 2nd. Design of reed and gabion.
Early Edo period
NBTHK Tokubetsu Hozon paper as “Mumei Akasaka”
赤坂鐔は、当時、新興都市であった江戸で、出身が尾張とも京ともいわれている忠正兄弟が制作を始めたことから始まりました。初二代の忠正の時代はまだ桃山の気風が残り、焼き手や槌目で仕上げたもので、京透とは違った、やや武張った独創的な絵風の透かしを開発しました。この鐔は、丸形の中に、風になびく葦とその下側には、河川の護岸に使われる蛇籠をデザインして透かしています。切羽台の上方が尖っていることや槌目が残ること、また、やや優しい透かしから、二代忠正の作品であると思われます。潤いのある羊羹色の鉄色で、透かし際には時代の錆が乗り、鑑賞すると余韻の残る名作です。





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