JT1156 菖蒲八ツ橋透鐔

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無銘:二代林 重光

鉄地長丸形 丸耳 江戸時代前期

73.0mm×70.5mm×耳3.8mm(切羽台4.5mm)

上製桐箱入落込済

「林」として保存刀装具鑑定書付

¥240,000

 

Shigemitsu Hayashi the 2nd. Design of iris and eight bridges.

Early Edo period.

NBTHK Hozon paper as “Hayashi”. 

 

 

林重光は、名工又七の倅として​寛文七年(1667)に生まれて延享元年(1744)に没しています。制作時期は元禄から享保の頃で江戸文化が花咲いた時代と重なっています。「肥後金工録」には「概ね初代の掟に依るとはいえども至って雅趣あり。ゆえに精密の作ものは寧ろ乏し」とあり、又七や藤八とは違った、やや歪みのある味わい深い作品を多く作りました。この鐔は、味わいのある長丸形で中高に造り込み、ていねいに菖蒲と八ツ橋を透かしています。左右の櫃穴は不揃いで、林家というよりは勘四郎的な雰囲気を感じさせます。しかし、緻密で奥ゆかしい色合いの鉄は林のものであり、垂直で肉のない透かし際は又七の技法で、作者は又七の後を継いだ重光であることをうかがわせます。造り込み、構図や鉄色など味わいがあり、楽しめる作品です。

西垣勘四郎, 肥後鐔, ShigemitsuHayashi, tsuba
西垣勘四郎, 肥後鐔, ShigemitsuHayashi, tsuba
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