JT114 水月図鐔

 

無銘:二代志水甚五郎作 

素銅地泥障形銀象嵌 丸耳 江戸中期

75.5mm×69.5mm×耳2.0mm(切羽台4.0mm)

上製桐箱入落込済

「平田・志水」(伊藤満著)所載

¥520,000

 

Jingo Shimizu the 2nd. Design of wave and moon.

Middle Edo period.

Published in "WORKS OF HIRATA・SHIMIZU" by Mitsuru Ito. 

 

「平田・志水」の解説には、「素銅の鐔で土手耳であり、鉄地のときのような腐らしの変化は付けず肉置だけで見せている。やや右上にシンボリックな月を置き、下方は波を彫っている。その上は霞であろうか、丸鏨を打って表現している。一見、あっさりとしているが、余韻の残る、感じの良いものである。」とあります。

志水家は五代まで続きました。各代共に名工で個性豊かな作品を残しています。この鐔は図も良く構図も優れていて見ていて飽きないものです。また、素銅製で、珍重される「肥後色金鐔」の一枚でもあります。初代には色金の鐔は数点しか見られず、二代も同様であり、貴重です。

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