JT1131 括猿花弁透鐔

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無銘:古刀匠

鉄地丸形 角耳小肉 室町初期

91.2mm×92.0mm×耳2.9mm(切羽台3.2mm)

上製桐箱入落込済

「古刀匠」として保存刀装具鑑定書付

 

¥500,000

 

Ko-Tosho. Design of “Kukurizaru”, hanging monkey and flower.

Early Muromachi period.

NBTHK Hozon paper as “Ko-Tosho”

 

 

古刀匠鐔は、古い時代に刀匠が一刀を鍛えたときに添えたものが起源と言われ、この名称が付きました。かつては秋山久作翁が600年の星霜を経たものもあると言われましたが、近年は室町中期頃とされていました。しかし、笹野大行氏が「刀装具の起源」の中で「伴中納言絵巻」に出てくる下僕が腰に指している打刀に付けられていたものとして、鎌倉時代からのものと定義されました。また、笹野大行氏は、幕末の次郎太郎直勝などの刀匠が作った鐔と区別するために、それまでの「刀匠」から「古刀匠」に名称を改めました。この鐔は右下に括猿と花弁シャープに透かしていて広い空間と余韻を感じさせます。このような余韻は「わびさび」の文化にも繋がり、日本の美意識独特のもので、幕末明治の夏雄の作品にもこのような構図が見られます。保存状態も良く、雰囲気も上々で、漆が残った鉄の質感や色合いは相当に時代の上がることを予感させます。また9cmを越える大きな古刀匠鐔は大変数が少なく貴重です。

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