JT1129 巴透鐔

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無銘:古甲冑師  

鉄地丸形 丸土手耳 桃山時代

80.4mm×79.9mm×耳5.2mm(切羽台2.8mm)

上製桐箱入落込済

「甲冑師」として保存刀装具鑑定書付

 

¥200,000

 

Ko-Kachushi. Design of Tomoe.

Momoyama period

NBTHK Hozon paper as “Kachushi”

 

 

最も初期の鉄鐔である古刀匠鐔に耳を付けて装飾したものを古甲冑師鐔と呼んでいます。秋山久作翁の時代以前から「甲冑師」という名称でしたが、江戸時代後期の早乙女や明珍などの甲冑師が信家を写した在銘の鐔を作るようになり、それら甲冑師と区別するために笹野大行氏が桃山時代以前の古いものを「古甲冑師」と呼んで区別されました。この鐔は、鍛えの良い平地に土手耳を付けたもので、左右に巴を透かしています。江戸期のものとは違い、巴の頭は小さく足を長くしています。また、磨地に見えるような緻密な鍛えと端正な造りに、やや厚手の平地は時代が下り、古甲冑師の終焉を迎える、天正頃の制作ではないかと思われます。保存状態も完全で、鉄色も良く格調の高い鐔です。

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