JH1118 左右餌畚透鐔 

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無銘:二代平田少三郎作 

鉄地丸形 丸耳 江戸時代初期

77.6mm×76.6mm×耳4.3mm(切羽台4.6mm)

上製桐箱入落込済

「無銘平田」として保存刀装具鑑定書付

 

¥250,000

 

Shozaburou Hirata the second. Design of feed baskets for hawks.

Early Edo period.

NBTHK Hozon paper as “Mumei Hirata”

 

平田二代は少三郎と名乗り、初代彦三没後の寛永12年(1635)からは熊本に移って鐔や白金の制作をし、貞亨3年(1686)に没しています。初代の平田彦三は細川三斉に仕えた金工で、志水、西垣、林の肥後四主流のいわば筆頭です。初代は金銀改役が主な仕事でしたので作品は意外と少なく、残された彦三作と言われる作品のほとんどがこの二代の仕事です。初代彦三は松本因幡守の子息で武士として生まれましたが、関ヶ原合戦後の細川家豊前小倉時代に、その才能を買われ、三斉の命で金工に転じました。作風は、正阿弥風を洗練させた、高尚で教養の高いもので、素銅や山銅に小田原覆輪を掛けた鐔が有名であり、唯一在銘の鉄鐔が残されています。二代もその作風を踏襲していていますが、さらに明るい雰囲気のものを制作しています。この鐔は、鉄のみで丸く造り、左右に大きな透かしを開けただけのシンプルな図ですが、平地の穏やかな肉置き、大きな半円状の透かしとその周りの鋤下げ彫りが渾然一体となって、奥行きがありながらも、穏やかで明るい雰囲気に仕上げています。二代少三郎の個性が横溢した魅力的な作品です。

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